シンガポール：携帯電話

昨年の12月にシンガポールに仕事で1週間ほど行ってきたのですが、その話を全く書いていませんでした。

初めてのシンガポールだったので、 観光等をゆっくり楽しみたかったのですが、仕事なので十分時間が取れません。
が、そんな中でもとりあえず観光もしてきたので、それらの話はまた機会を見て書いていく事にします。

とりあえず、まずは携帯電話の話を書いておきたいと思います。
と、シンガポールの携帯電話の話をする前に。。。。。

日本では携帯電話は携帯電話回線の契約と同時に購入するのが普通です。iPhoneをドコモで使いたくても使えません。でも技術的には問題無く使えるんです。各携帯電話会社がわざと使えなくしているだけなのです。
この辺の詳しい話を書くと長くなるので、詳しく知りたい方はgoogle先生に聞いてみてください。

で、海外はというと、日本と同じように携帯電話会社の回線契約と同時に携帯電話を購入して、他の携帯電話会社の回線契約では使用できないようにしている国と、回線契約と携帯電話の購入は別になっていて、携帯電話の電話番号が記録されているSIMというものを携帯電話会社と契約する時に受け取り、別途好きな携帯電話を買ってきて、そのSIMを差し込めば使えるようになる国とがあります。

香港やシンガポールは後者の国(地域)になり、街中で売っている携帯電話はどの携帯電話会社のSIMでも使用できます。もちろんソフトバンクやドコモで契約したSIMでも利用できます。（このような携帯電話をSIMFreeと言います。）

ソフトバンクやドコモで契約した時にSIMって受け取っていないですよね。説明もないし。
でも、実際には受け取っています。携帯電話の中に 入った状態で渡されるのです。携帯電話の裏蓋を開ければ、電池が格納されている場所の近くに1×2cm程度の大きさのチップが差し込まれていると思います。

このチップ(SIM)を抜いてシンガポールで購入したSIMFreeの携帯電話に差し込めば、そのままその電話番号で使えるようになります。

「ふーん、で、そんな事をして何かメリットあるの？ 。。。。」って感じだと思いますが。。。。
日本で普通に携帯電話を使っているのであれば、メリットはないです。
日本では携帯電話のSIMを他の会社に変更できない代わりに、携帯電話代金を通話料や通信料から値引きしてもらっていて実質の携帯電話購入代金を非常に安く抑えることができます。ソフトバンクで契約すれば、iphoneも実質0円というような価格で安く手に入れることができるでしょう。

でも、海外に行ったときにそのソフトバンク契約のiphoneを使うと、非常に高額な通話料を支払う必要があります。
たとえばシンガポールに行って、シンガポール国内の固定電話にかけると1分75円の料金がかかります。
日本への国際電話をかけると1分175円です。詳しくは以下を参照ください。
ソフトバンク　海外サービスエリア＆料金情報

そのうえ、日本からかかってきた電話の国際電話料金は、受信者が支払わなければなりません。
日本から電話がかかってきて長話されてしまうと大変です。その上、呼び出し音で海外にいることもわかってしまいます。

ということで、私は日本から持ち込んだソフトバンク契約の携帯電話は携帯電話としては海外では使いません。

で、どうするかというと。。。。
シンガポールの場合は、この現地の携帯電話会社のSIMが街中で普通に販売されています。身分証明書を見せる必要もなく（パスポートを見せる必要がありました）、ごく普通に買うことができます。しかも安いのです。
このSIMを買って、SIMFreeの携帯電話に差し込めば、現地の携帯電話の出来上がりです。シンガポール国内は普通の国内電話なので非常に安価にかけることができますし（1分8￠もしくは16￠、現在のレートで1￠=約0.64円）、日本への通話料も非常に安いです。その上データ通信（パケット通信）の費用もめちゃ安なのです。

SIMFreeの携帯電話を1つ持っていれば、このように海外で現地の携帯電話会社のSIMを購入して使用することにより、現地の携帯電話をすぐに用意することができます。 （まあ国によるのですが。。。）

で、シンガポールで現地の携帯電話会社のSIMとSIMFreeの携帯電話を購入したのです。
と、話が長くなってきたので、この話は次回に。。。
って、読み返してみるとシンガポールの話ぜんぜん書いてません。すみません。
(^-^;)