2012/03/26

タバコの免税範囲

先週、免税店で買うたばこの値段の話を書きましたが、日本に無税で持ち込めるタバコは外国製200本、日本製200本までです。

つまり、普通のタバコはそれぞれ1カートンまでが無税で持ち帰れる限度額ということになります。
マイルドセブンは日本で買っても香港で買っても日本製タバコということになりますので、どちらかで1カートン買って持ち帰るということになります。

香港国際空港で買うよりも関西国際空港で買うマイルドセブンのほうがおいしい。ということで関西国際空港1カートン買った場合は、香港国際空港でさらに1カートン買ってしまうと日本に無税で持ち帰ることはできません。税関で申告して税金を払ってください。
(ちなみに国産タバコかどうかの基準は生産国ではなくJTのタバコかどうかで決まります。)

で、1カートンあたりの税金ですが2200円になります。関西国際空港で買った場合は2250円+2200円ですので、4450円となり、日本で普通に買うほうが安いですね。香港で買った場合であれば税金を払っても1420円+2200円で3620円となり、日本で買うよりは安くなります。が、味が落ちるとの事なので、それを考えると微妙です。

ちなみに、タバコを関西国際空港で買う場合には注意が必要です。というのは、これから別の国に行くわけですから、その国の税金を気にする必要があるからです。

たとえば、韓国にいく場合は韓国へのタバコの持ち込みは200本までが免税範囲です。関西国際空港で同じ銘柄のタバコを2カートン買った場合、韓国で1カートン分の税金を払わなければいけません。その上、日本にそのまま持ち込むときには、再度1カートン分の税金を払う必要があります。
韓国で払ったとかは関係ありません。実質税金の2重払いになってしまいます。

さらに、シンガポールに行く場合、シンガポールへのタバコの持ち込みの免税範囲は0です。1本持ち込むのも税金を払わなければなりません。国産タバコ1カートンまでは免税というのは日本のルールなので、関西国際空港でタバコを1カートン買ってシンガポールへ持ち込む場合には1カートン分の税金を払わなければいけません。

関西国際空港でタバコを購入する場合には、これから旅行をする先の国の免税範囲をきちんと調べてからのほうが安心です。
(^^;)


ちなみに香港の場合は2010年8月01日より、入国時に免税で持ち込み可能なタバコの数量が変更となったそうです。

【重要】香港へのタバコ免税持ち込み数19本以下に
2010年8月1日以降のタバコ持込免税範囲(18歳以上の旅行者)
(1)タバコ19本 ※従来(~7/31)は60本まで

つまり1カートンではなく1箱までということですね。知らなかった。。。。
規定以上のタバコ製品を持ち込んだ場合、香港国際空港にて別途申告を行う必要があります。規定に違反した場合は、最高100万香港ドルの罰金と2年間の拘留となります。
とのことです。厳しいですねー。

ちなみに、今回目的地のマカオはどれだけ持ち込んでも無税です。ただ、今回のように香港に一度入国する場合には、香港で一度税関をとおりますので、このルールに従う必要があります。


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