2011/03/06

iPhone Apps : プロカメラ : 350円

昨日、桜の話の中でも書きましたが、桜の花のつぼみを撮影した時はプロカメラというアプリを購入して使いました。


iPhoneの標準カメラでは、ピントも露出もフルオートで設定されてしまい、自分で自由に調整する事はできません。気軽に誰でも細かな事を気にしないで写真を撮るというコンセプトなので、仕方ない面もありますが、桜の花のつぼみの写真のような手前の小さなものにピントを合わせるのはどうしても難しく、後ろの背景にピントがあってしまいます。

プロカメラでは、ピントと露出を一眼レフカメラのマニュアルのように数値で設定することはできません。が、ピントを合わせる位置と露出を合わせる位置を画面上で指定する事ができます。画面上で指定された場所にピントと露出が合うように設定できるのです。一度、画面上で指定した後で撮影対象を動かしても、ピントと露出は設定した時の状態で固定されていますので、うまく使えば手前の小さな対象物にもピントを合わせることができるのです。
ピントと露出はそれぞれ別の場所に合わせることができます。矩形の白がピントで黄色が露出の指定です。
(この画面はわかりやすくするために、真っ黒なものを撮影しようとしています。実際には撮影する時にはもちろん画面上に撮影対象が表示されています。)


また、このプロカメラでは、写真の編集機能もついています。
ProCutでは斜めの写真を修正、上下左右に回転や反転、任意の位置でカット等を行えますし、ProLabは明度やコントラスト、露出を調整することができます。


あと、撮影した写真の場所をマップ上に表示したり


航空写真を表示したりすることもできます。


もちろん、専用のデジタルカメラでマニュアル設定して撮影した方が良い写真が撮れますが、iPhoneは常に持ち歩いているのに対して、デジタルカメラを別に持つとなると常に使っていないので充電をよく忘れるのと、カバンの下の方に入ってしまいがちで、ちょっと気付いた事をメモ的に写真を撮る用途にはあまりむきません。

iPhone4になってからカメラの機能もUPし、十分使えるレベルになっているので、アプリでいろんなシーンで活用していきたいと思います。

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