2011/01/29

映画:アンストッパブル

今日は映画を見てきました。アンストッパブル。貨物列車暴走事故を扱ったデンゼル・ワシントン主演の映画です。

興行成績的にはあまり良いとは言えないようですが、私はとても楽しめました。
列車を止めるだけのストーリーですから、前振りが長く退屈で、緊迫シーンがちょこっとあるような映画に仕上がってるのではと心配していたのですが、全くそんな事はなく、達成感を気持ち良く共有させてくれる映画でした。

最初の列車暴走のきっかけとなった出来事ののんびりした雰囲気から、次第に問題の大きさが把握されて緊迫していくシーンへもテンポ良く展開されて、映画に引き込まれていきました。上映時間が98分という短さもダラダラしない仕上がりになってるんだと思います。

ただ、映像での列車のスピード感と話の中の列車の速度が一致していない(話の中の列車の速度のほうが早い)ように思ったのが少し気になりましたが、緊迫感は映像からも十分伝わりましたので満足です。

2001年5月にオハイオ州で発生した貨物列車暴走事故をもとに制作されたということですが、実際の事故とかなり違う話になってるんだろうと思って、その事故をウィキペディアで調べると、「毒性の高い溶解状態のフェノールを積んだ47両の貨車が機関士不在の状態で最高82km/hで約2時間暴走し最終的に別の機関車を後部に連結して停車させた。」と記載されていました。

ウィキペディア:CSX8888号暴走事故

映画のプロットは事故とあまり違いが無いことに驚いてしまいました。
ハラハラドキドキを楽しませてくれる映画でした。

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